東京工科大学 研究報告等

今井 伸二郎
所属  
職種  
言語種別
日本語
発行・発表の年月
2017年11月
形態種別
著書
招待
招待あり
標題
Resorcinolic Lipidsによるサーチュイン酵素活性促進効果
執筆形態
単著
掲載誌名
Bio Industry
出版社・発行元
シーエムシー出版
巻・号・頁
34(11),18-29
著者・共著者
今井伸二郎
概要
レゾルシノールリピッド(RLs)はSIRT1の酵素活性を直接促進させる働きがあり、その働きは細胞内でも維持されていた。この活性促進は非基質濃度依存性であることから、RLs分子が酵素自体に働くアロステリック効果であると推論される。また、SIRT1を始めとするサーチュインの活性化は老化抑制に有効であることが示唆されているが、RLsはサーチュインを直接活性化し、寿命延長をもたらすと思われる。サーチュインの遺伝子欠損ショウジョウバエにおいては、RLsによる寿命延長が見られないことからも、この寿命延長効果はサーチュイン依存的であると思われる。
論文(査読付)ファイル