タカギ シゲユキ
  高木 茂行
   所属   工学部 電気電子工学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/03
形態種別 学術論文
標題 Comparison of CF4 and C4F8 gas etching profiles by multiscale simulation
執筆形態 共著
掲載誌名 Japanese Journal of Applied Physics
出版社・発行元 応用物理学会
概要 CF4とC4F8ガスを使ったコンタクトホールの酸化膜エッチングを、気相反応、輸送、表面反応モデルからなるマルチスケールシミュレーションで比較した。表面反応モデルでは、CF2ラジカルによるPolymer層と変質層の生成と、イオン衝撃によるエッチング量を求め、エッチング形状を計算した。深さ820nm、開口径160nmの初期構造に対するエッチング後の形状は、C4F8ガスでは、レジスト高さが約70nmが高く、レジスト下のエッチング径が約10nm小さくなることが示された。C4F8ガスでは、CF2密度がCF4ガスでの約30倍と高く、Polymer層により下地膜が保護されるためである。CF4とC4F8ガスによるエッチング形状の差を、シミュレーションにより初めて明らかにした。