ミヤザキ タカアキ
  宮﨑 貴朗
   所属   医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1991
形態種別 学術論文
標題 外来訓練にて再就職に至った片麻痺者の経験 ―実践的PTアプローチの経験―
執筆形態 共著
掲載誌名 横浜市総合リハビリテーションセンター紀要 ,1991
巻・号・頁 3,35~36頁
著者・共著者 著者:山崎哲司,秋田 裕,宮崎貴朗
横島由紀
概要 通勤手段の獲得を目的に外来訓練を行い、復職に至った症例について、PTプログラムを中心に検討した。 症例は、42歳、男性、電気設計技師、脳血管障害による左片麻痺、当センター身体障害者更生施設を退所後、外来訓練を目的に通所中。外来訓練開始時の機能は、下肢ブルンストロームステージⅢ、非麻痺側筋力は良好、屋外歩行は自立しているが、公共交通機関の利用には監視が必要であった。外来訓練において、身体機能の向上を目的とし、体力トレーニング、応用歩行訓練、屋外歩行訓練、通勤経路の評価と利用訓練などを行った。6か月の訓練において、歩行速度、継続歩行距離は改善し、公共交通機関の利用は自立した。本症例の理学療法においては、耐久力、応用力を向上させること、実際の生活環境を調査すること、実践的な訓練により自信と意欲を向上させることが重要であった。
担当部分:研究計画、症例の評価と訓練の担当、評価データの分析、本文の一部の執筆を行った。