ミヤザキ タカアキ
  宮﨑 貴朗
   所属   医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1994
形態種別 学術論文
標題 脳卒中片麻痺者の実用歩行能力に関与する要因の検討
執筆形態 共著
掲載誌名 体力科學Japanese Journal of Physical Fitness and Sports Medicine 
巻・号・頁 43(6),643 1994頁
著者・共著者 著者:藤谷順子,星野寛倫, 宮崎貴朗,近野一浩,山本 摂
概要 脳卒中片麻痺矢野実用歩行能力に関与する要因について、複数の体力評価因子と実用歩行能力の関係を検討した。
平地歩行が自立している脳卒中片麻痺男性41名を対象とした。平均年齢は51歳、発症からの期間は平均500日、実用歩行能力は屋外自由群が23名、屋外不自由群が18名であった。
体力評価は、最高酸素摂取量PeakVO2、AT、非麻痺側膝伸展ピークトルクPTr、連続30回の総仕事量TWK、3分間のPCIである。
相関分析では、TWKとPTr、PtrとPeakVO2、ATとPeakVO2、年齢とPeakVO2について有意な相関関係がみられた。実用歩行能力の2群間では有意差はなかった。数量化Ⅱ類による判別分析では、ステージ、PTr、PCI、ATによる正判別率が91.67%であり、偏相関係数は大きい方から、ステージ>PTr>PCI>ATの順であった。
多様な因子により影響を受けることが推測された。今後は、評価項目と対象数を増やし、検討していきたい。
担当部分:実験計画の作成、計測、データ分析、本文の作成を行った。