ミヤザキ タカアキ
  宮﨑 貴朗
   所属   医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1992
形態種別 学術論文
標題 成人理学療法部門における過去5年間の入院患者の動向 ―特に脳血管障害について―
執筆形態 共著
掲載誌名 横浜市総合リハビリテーションセンター紀要 ,1992
巻・号・頁 4,5~8頁
著者・共著者 著者:宮崎貴朗,秋田 裕,稲坂 恵,山崎哲司
概要 横浜市総合リハビリテーションセンターは、1987年10月に開所し、開所以来5年間の診療所入院部門の調査を行い、特に脳血管障害について、成人理学療法部門の役割や対象者の特徴について検討した。
センター開所1987年10月から1992年9月までの5年間の診療所入院患者は、276人、成人理学療法部門の担当は192人であった。このうち、
対象の内訳は、平均年齢54.8歳、男性50人、女性41人、発症からの期間は中央値6か月、麻痺側は右50人、左31人、両側10人、理学療法施行期間は平均2.4か月。
対象を、他医療機関からの機関紹介群、入院前に在宅生活だった在宅群に分比較検討した。
機関紹介群63人、在宅群28名、在宅群の75%はセンター地域サービス室からの紹介だった。
機関紹介群は、発症から間もなく、大きな機能回復を、在宅群は、慢性期で、機能維持を目的に理学療法が施行されていた。
退院後は、地位サービス室で半数がフォローされ、多くは、外来訓練を継続していた。
今後は、他機関との連携について検討する必要がある。
担当部分:担当部分:実験計画の作成、計測、データ分析、本文の作成を行った。