イワツキ スミエ
  岩月 すみ江
   所属   医療保健学部 看護学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008/05
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 MGTAを用いての質的研究の可能性―分析結果図作成のプロセスに焦点をあてて―
執筆形態 共著
掲載誌名 飯田女子短期大学紀要
掲載区分国内
巻・号・頁 第25集,77-84頁
著者・共著者 平山惠美子、岩月すみ江、上條育代、他
概要
質的研究は、その手法としての内容が理解しにくいことや、科学研究としての信頼性が低いという誤解から、医学・医療の分野では十分に認められているとは言い難い。質的研究への批判として、「選択的にデータを抜き出した主観的なもの」「信頼性の担保」等が取りざたされることが多く、研究のなかには深い意味の解釈よりも手順やコードの抽象化に力を注いでいるものも少なくない。MGTAの結果図作成プロセスを振り返り、分析妥当性の確保、信頼性の担保のためには、自他了解性を言語で表現するとともに、分析プロセスの丁寧な開示は不可欠であると結論付けた。