マツイ タケシ   Takeshi Matsui
  松井 毅
   所属   応用生物学部 応用生物学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2023/08
形態種別 学術雑誌,解説・総説
招待論文 招待あり
標題 皮膚表皮顆粒層細胞が角化の初期に起こす機能的細胞死「コルネオトーシス」
執筆形態 共著
掲載誌名 皮膚科
掲載区分国内
出版社・発行元 科学評論社
巻・号・頁 4(2),205-211頁
総ページ数 7
担当区分 最終著者,責任著者
著者・共著者 河南翔大、松井 毅
概要 角層は皮膚表皮の最外層に位置し、死んだ角層細胞が数層から数十層重なり、病原体、毒素、機械的刺激、乾燥から身体を守る重要なバリア機能を果たしている。この角層は様々な特有の現象を経て形成されているが、最も初期に起こる事は、顆粒層の最上層に存在するSG1細胞(SG1)の特殊な細胞死である。私たちは最近、細胞内Ca2+と細胞内pHを視覚化する皮膚表皮のライブイメージング法を構築し、マウスSG1細胞の細胞死プロセスを詳細に解析した。その結果、この細胞死プロセスは、長時間の細胞内Ca2+上昇とその直後に起こる急激な細胞内酸性化によって構成されていることが明らかとなった。また、マウスのSG1細胞を単離解析することで、酸性pH状態がケラトヒアリン顆粒と細胞核内のDNAの分解を促進することも明らかになった。このような特殊な細胞内イオン変化を経て死んだ細胞が機能的な役割を果たしている、新しい細胞死の概念を「コルネオトーシス」として提唱した。
外部リンクURL https://www.kahyo.com/product/detail/D202308