マツイ タケシ   Takeshi Matsui
  松井 毅
   所属   応用生物学部 応用生物学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/09
形態種別 著書
招待論文 招待あり
標題 美容皮膚科を学ぶために知るべき皮膚バリアの形成機構
執筆形態 共著
掲載誌名 新しい美容皮膚科学
掲載区分国内
出版社・発行元 南山堂
巻・号・頁 28-34頁
担当区分 筆頭著者,責任著者
著者・共著者 松井 毅、久保 亮治
概要 皮膚表皮(重層扁平上皮組織)は、基底層、有棘層、顆粒層、角層(角質層)から構築されている。基底層の中に、幹細胞が存在する。有棘層は、さらに数層積み重なった後、多角形の扁平な顆粒層(Stratum Granulosum; SG)を3層形成する。この三つの顆粒層細胞の細胞質内には、膜成分を持たない蛋白質性の顆粒(ケラトヒアリン顆粒)が多数形成されている。最上層の顆粒層SG1細胞へとさらに分化した後に、特殊な細胞死(コルネオトーシス)を起こし、死細胞が十数層堆積した角層を形成し、「気相-液相境界バリア」を形成する。