東京工科大学 教員業績   
     
     


  ミカミ コウジ   Koji Mikami
  三上 浩司
   所属   メディア学部 メディア学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/09
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 照明設計支援システムのためのシナリオ情報を用いた登録・検索手法
執筆形態 共著
掲載誌名 図学研究
出版社・発行元 日本図学会
巻・号・頁 47(2,3)
著者・共著者 兼松祥央,三上浩司,近藤邦雄
概要 3DCG映像制作において照明(ライティング)は,映像の印象を大きく左右する非常に重要な要素である.よって照明はライトを設置するだけではなく,ディレクターの意図に基づいた照明設計を行うことが重要である.そのため,ディレクターは映像の制作仕様書であるシナリオから各シーンの内容を読み取り,照明をはじめとしたさまざまな演出を設計している.しかし,この演出の設計は経験やさまざまな作品から得た知識を組み合わせて頭の中に完成イメージを思い浮かべながら生み出されるため,実際に映像を制作するまでは本当に設計した演出が上手く機能するかどうかは確認が難しい.また,頭の中に思い描いた完成イメージを制作スタッフと共有することはコミュニケーションギャップの危険性もはらむ.そこで現在はプレビズなどの事前シミュレーションを行い,本制作での作り直しのリスクを軽減している.しかし,制作仕様書であるシナリオには一定のフォーマットは存在するものの,そこに書かれる内容のほとんどは自由記述であり,論理的な構造をしていない.したがって自動的にシーンを分類したり.ライティングシミュレーションに繋げたりすることが難しいといえる.さらにディレクターが行っている照明設計や演出方法自体は体系化されていない.そこで本研究では,照明設計やシミュレーションに用いるシナリオデータの整理と利用のための登録と検索手法の提案を目的とする.この目的を達成するため,シナリオ内に書かれるストーリー情報を整理・分類し,登録や検索のためのキーワード化を行った.さらに,このキーワードを使った照明のデータ登録・検索システムを開発した.これにより,ユーザーはシナリオから読み取ることができるストーリーにあった照明の情報を蓄積,利用することが可能となり,演出のための試行錯誤やシミュレーションをより効率的に行うことが可能となった.

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