ハットリ キヨヒコ
服部 聖彦 所属 コンピュータサイエンス学部 コンピュータサイエンス学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/02 |
形態種別 | 学術講演予稿集(学会、研究会を含む) |
標題 | 端末間協調システムを用いたバッテリープールコンセプトの評価 ~ アンケートを用いた検証 ~ |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 第24回ヒューマンプローブ研究会 信学技報 |
巻・号・頁 | 1-3頁 |
総ページ数 | 3 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
著者・共著者 | 服部 聖彦, 天間 克宏 |
概要 | モバイル端末の消費電力において,5GやLTE等のWAN通信の占める割合は大きく,端末の稼働時間の大きな制約となっている.この課題に対し我々はPANエリアを想定したモバイル端末群に対し,自律分散的なテザリングネットワークを構築させることで通信の省電力化を実現するフレームワークを提案,実端末を用いて評価してきた.このフレームワークでバッテリーの余裕があり,かつ基地局からの電波伝搬特性(RSRP)がよい端末がproxyとなって他の端末をWi-Fiテザリングで収容すること群全体で省電力化を行うシステムである.この省電力システムは時間平均で見ることで全ての端末の稼働時間が延びることが予測され,あたかも仮想的な共有バッテリーを使って相互互助しているような形になることから,我々はこれをバッテリープールコンセプトと呼んでいる.このシステムにおけるproxy端末は不特定の端末の収容するため,公平性やセキュリティの懸念が考えられる.この課題に対し本研究では被験者実験のアンケートを通して,我々が提案するバッテリータンクコンセプトの妥当性や課題を検討した. |