カゴシマ タケシ
神子島 健 所属 学環 教養学環 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03 |
形態種別 | 著書 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 身近な戦争遺跡”多摩火工廠” ~多摩火工廠から米軍施設へ 80年の変遷を考える~ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 身近な戦争遺跡”多摩火工廠” ~多摩火工廠から米軍施設へ 80年の変遷を考える~ |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 多摩市/多摩市平和展市民会議 |
巻・号・頁 | 1-96頁 |
総ページ数 | 96 |
著者・共著者 | 神子島 健 |
概要 | 多摩市と稲城市にまたがる米空軍の多摩サービス補助施設は、もともと旧日本陸軍の多摩火工廠が接収されたものである。80年以上、一般市民の立ち入りができない場所であり、地元の市民にとってもあまりなじみのない場所である。その80年あまりの変遷を通史的にたどったものはなく、地元の市民向けに、地元の行政とともに「平和展」で学習会を実施した講演録に加筆・修正して冊子化したもの。
この冊子ではとりわけ、次の2点が重要なポイントである。(1)今まで知られていなかった、多摩火工廠で毒ガス弾用の火薬が扱われていたことを史料的に明らかにしたこと。(2)特に戦後の米軍施設としての変遷については通史的な記述がなく、とりわけ70年代以降のことはほとんど知られていなかったものを明らかにしたこと、である。 |