タナカ コウヘイ
Tanaka Kohei
田仲 浩平 所属 医療保健学部 臨床工学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/10 |
形態種別 | 学術講演予稿集(学会、研究会を含む) |
標題 | 呼吸療法としてのECMO |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本臨床工学技士会会誌. |
巻・号・頁 | (No.13),42-43頁 |
著者・共著者 | 田仲浩平,上村秀彦,高橋一久 |
概要 | 近年,生体肺に対し陽圧による損傷を軽減させる目的で,非侵襲人工換気法や圧支持換気法などの方法が用いられてきている.これに対し,人工肺と遠心ポンプを用いたECMOは機械的な人工呼吸器のみでは対応できない重症の呼吸不全に対して簡便に使用されている.膜型人工肺を使った部分体外循環は優れた生命維持方法であり,開発が進み長期の呼吸管理が容易に出来るようになってきた.ECMOは機能障害に陥った生体肺に対するガス交換機能の補助を行い,かつ安静化することで回復を待ち,同時に原疾患に対する根本治療も積極的に行うことが出来る.これは,ECMOにより血液ガスをある程度良好に保ち,全身状態が改善されることで,主要疾患に対する薬物等における治療期間の猶予が与えられ,その治療効果は期待できる. 本人担当:データ収集,資料収集,論文作成. |