シモムラ ミフミ
Shimomura Mifumi
下村 美文 所属 医療保健学部 臨床工学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/06 |
形態種別 | 学術講演予稿集(学会、研究会を含む) |
標題 | 時定数による末梢循環評価法 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 第61回日本生体医工学会大会抄録・予稿集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本生体医工学会 |
著者・共著者 | 安藤ゆうき,武田朴,笠井亮佑,上條史記,加納敬,伊藤奈々,田中裕香子,島峰徹也,荻野稔,下村美文,田仲浩平,日向奈惠 ,篠原一彦 |
概要 | 末梢循環の病変と中枢臓器の血管障害には密接な関係がある。血管障害の診断には、脈波伝播時間などに基づく定量的な方法が用いられる。しかし、末梢循環の病変については、確立された診断方法はほとんど存在しない。Windkesselモデルにより、入力信号として橈骨動脈圧波形(RAPW)、出力信号として末梢血液量の変化を検出する指尖容積脈波(PPG)を用いて非侵襲的に測定することが可能である。両波形に対して高速フーリエ変換(FFT)を行う。測定した周波数成分の振幅を比較し、得られた周波数伝達特性から時定数を算出する。この時定数が末梢循環の定量的な指標となることを想定し、本研究では血管障害の診断方法として有効であることを証明することを目指した。 |