クツナ トシキ
忽那 俊樹 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 腎臓リハビリテーションの実践に必須な知識・技能のミニマムスタンダード:修正Delphi法による合意形成 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本腎臓リハビリテーション学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 2(1),118-138頁 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
著者・共著者 | 忽那俊樹、小坂志保、渡部祥輝、安藤康宏、大山恵子、河野健一、瀬戸由美、髙田亜紀、飛田伊都子、松永篤彦 |
概要 | 慢性腎臓病患者に対する腎臓リハビリテーションが注目されているものの、医療者への教育内容は標準化されていない。そのため、本研究の目的は、腎臓リハビリテーションを実践するうえで必須な知識・技能のミニマムスタンダードを明らかにすることとした。腎臓リハビリテーション指導士の有資格者を対象とした。インターネットを使用して3回のアンケート調査を実施し、修正Delphi法を用いて合意形成を図った。腎臓リハビリテーションに関する調査項目において、回答者の70%以上が「必須である」と回答した項目をミニマムスタンダードと定義した。第3ラウンドまで完遂した回答者は93名であった。第1ラウンドの106項目と第2ラウンドで追加された9項目の合計115項目を調査した結果、106項目がミニマムスタンダードとして選定された。本調査で合意形成されたミニマムスタンダードは、腎臓リハビリテーションに関わる医療者の質を担保する一助になると考えられた。 |