タナカ コウヘイ
Tanaka Kohei
田仲 浩平 所属 医療保健学部 臨床工学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1999/12 |
形態種別 | 学術講演予稿集(学会、研究会を含む) |
標題 | 当院(産業医科大学病院)における圧縮空気酸素濃度異常の経験 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 福岡県臨床工学技士会会報. |
巻・号・頁 | Vol.9,22-23頁 |
著者・共著者 | 田仲浩平,上村秀彦 |
概要 | 産業医科大学病院内のガス配管設備には,酸素,圧縮空気,笑気,吸引,窒素などが壁に設置されている.中でも圧縮空気は主に高濃度の酸素吸入による合併症を避けるため,酸素ブレンダーを介して酸素と混合され,希釈されるなどして用いられている.その他には,人工呼吸器の駆動に使用されている.圧縮空気は吸入した外気をコンプレッサーで圧縮するため配管内酸素濃度は21%と一般的に認識されている.圧縮空気は,外気を圧縮し,乾燥処理され作られる.この工程では,乾燥処理に薬剤を使用し水分を吸着させるが,処理槽の滞留時間が長くなると,窒素まで吸着してしまう.この窒素吸着により,空気内の比率が変化し,酸素濃度が上昇した.この上昇は最高で27%であった.処理槽内の滞留時間の見直しと,排出時間調整により,濃度上昇は抑えられた. 本人担当:データ収集,資料収集,論文作成. |