ミヤザキ タカアキ
宮﨑 貴朗 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/11 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 介護老人保健施設における超高齢者のADL機能 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 暮らしとリハビリテーション |
巻・号・頁 | 2,34-39頁 |
概要 | 介護老人保健施設における超高齢者のADL機能について検討した。対象は65歳以上の施設利用者42名、男性21名、女性21名、平均年齢79.4歳(SD8.1)、年齢層別に①65~84歳の高齢者グループ(YOG)、②85歳以上の超高齢者グループ(OOG)に分類し、Barthel Index(BI)と年齢との関連性について検討した。主な既往歴には脳血管障害や大腿骨頸部骨折などがあった。回帰分析では年齢とBIスコアの間に有意な相関係数はみられず( p>0.05)、「整容」「更衣」はYOGとOOG間に有意差があった(p<0.05)。BIの主成分分析では、三つの主成分がえられ、第3主成分で「整容」「更衣」は最小の固有ベクトル値であった。対象となった超高齢者グループのADL機能は高く、ADL機能の中で「整容」「更衣」の持つ社会性という観点が重要だと思われた。 |