サトウ アツシ
佐藤 淳 所属 応用生物学部 応用生物学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/10 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 創薬シーズとしての遺伝子組換え型ヒトラクトフェリン-IgG Fc (CH2-CH3) 融合蛋白質 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | ラクトフェリン 2013 |
出版社・発行元 | 日本ラクトフェリン学会第5回学術集会実行委員会編集、日本医学館 |
巻・号・頁 | 126-130頁 |
著者・共著者 | 志賀 有貴、大島 裕太、杉本 晃規、玉城 尚美、岡田 朋子、竹内 崇、佐藤 淳 |
概要 | ラクトフェリン (LF) の創薬化に際して問題となる血中での低安定性を克服する方法として、IgG Fc融合技術に着目した。本研究では、ヒトLF (hLF) とHinge部を遺伝的に欠失させたIgG Fc (CH2-CH3) 領域を融合させたhLF-IgG Fc (CH2-CH3) 融合タンパク質 (以下、hLF-CH2-CH3) を作製し、そのLF活性、CDスペクトルによる熱安定性、ラットを用いたin vivoでの血中安定性を、Aspergillusで作製した遺伝子組換え型hLFと比較した。hLF-CH2-CH3はLFとしての活性を完全に保持しており、熱安定性の大幅な向上、血中半減期の延長 (5.4倍) を示した。hLF-CH2-CH3は、LFの新しい生物製剤として有用であると期待される。 |