クツナ トシキ
忽那 俊樹 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 理学療法学生の短期病院実習における実習形態の違いが心理状態に及ぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | リハビリテーション教育研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 27,44-49頁 |
著者・共著者 | 楠本泰士,吉田真一,渡部祥輝,土屋順子,忽那俊樹,太箸俊宏 |
概要 | 本研究の目的は、理学療法学生の短期臨床実習において、病院実習期間中に登校日を設ける実習形態と連続した病院実習形態の違いが、学生の心理状態に及ぼす影響を明らかにすることとした。対象者は学科2年生84名とし、病院の実習受け入れ状況を基に従来行われていた連続した3日間の病院実習を行った27名(短期群)、2週間かけて登校日を設けて3日間の病院実習を行った学生34名(中期群)、週に1日ずつ3週間かけて3日間の病院実習を行った学生33名(長期群)と、対象者をランダムに分類した。全てのアンケートに回答の得られた短期群17名、中期群18名、長期群18名を分析に用いた。STAIでは、各項目に主効果があり、交互作用は確認されなかった。POMS2では、友好以外の各項目に主効果があり、交互作用は確認されなかった。短期間の病院実習は個人特性に関係せず学生に不安を与えるが、病院実習期間中に登校日を設けることで学生の気分・感情状態を良い状態に保つことができる可能性が示唆された。 |