ミヤザキ タカアキ
宮﨑 貴朗 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/04 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 社会活動と理学療法士 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Professionalism in physiotherapy |
巻・号・頁 | 3,7-11頁 |
著者・共著者 | 土屋 倫子,宮﨑 貴朗 |
概要 | 医療福祉系領域における社会活動は活発となっており、とくに高齢化の進行を背景に高齢者向けのボランティアなどの活動が増えている。理学療法士においても社会活動は活発化していると思われるが、詳細な調査はこれまでなされてなく、研究が望まれる領域である。 今回、インターネットを用いて、理学療法士が行っている社会活動の実態を調査した。活動の内容や特徴を分析し、理学療法士の活動と地域住民から求められている理学療法士へのニーズについて検討した。調査結果は、社会活動の内容では「教室・講演会」が最も多く、その他に、「トレーナー活動」、「体力測定」、「啓発活動」、「災害ボランティア」、「国際協力」などが行われていた。「教室・講演会」の内容では、高齢者の「転倒予防」や「予防」が多く行われていた。さらに、災害への援助や国際協力援助への活動も行われるようになっていた。理学療法士は、健常者も対象とした「予防」や「健康の維持」という観点から幅広い活躍が求められており、災害対策や国際協力など、より新しく幅広い理学療法士による社会的役割が期待され発展することが望まれる。 |