マツイ タケシ   Takeshi Matsui
  松井 毅
   所属   応用生物学部 応用生物学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2023/03
形態種別 学術雑誌,解説・総説
招待論文 招待あり
標題 角化のしくみ
執筆形態 単著
掲載誌名 皮膚病診療
掲載区分国内
出版社・発行元 協和企画
巻・号・頁 45(3),215-219頁
総ページ数 5
担当区分 筆頭著者
著者・共著者 松井 毅
概要 皮膚表皮は、重層扁平上皮であり、気相-液相の境界を形成している。表皮は、基底層、有棘層、顆粒層、角質層(角層)からなる。顆粒層の最上層のSG1細胞は、ある時期に自ら細胞死を起こし死んだ角化細胞へと変化し、数層から十数層の角層(角質層)へと変化する。角化には、以下の五つの現象が含まる。(1) SG1細胞の特殊な細胞死(コルネオトーシス)、(2) ケラトヒアリン顆粒消失、 (3) 細胞小器官分解、(4)高密度ケラチンネットワーク形成、 (5) 角層間脂質形成、 (6) コーニファイドエンベロープ形成、である。これらそれぞれの現象を解説する。