ナカヤマ タカシ
中山 孝 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | ハイヒール側方変位における下肢への影響 -前額面を中心にー |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 靴医学雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本靴医学 |
著者・共著者 | 石黒圭応,中山孝,阿部薫 |
概要 | ヒールの中心を側方へ変位させ,身体にどのように影響するか調べることを目的に三次元動作解析装置(VICON Nexus)を使用し実験を行った.健常女性7名に赤外線反射マーカー35箇所を装着する方法(Plug in gait model)を使用.実験靴は6mm高のハイヒール(外側3mm,踵骨中央,内側3mm,内側6mmの4種類の形状)を使用し,無理のないスピードで歩行計測を行なった.分析は右立脚期の足関節内外反角度に注目し,立脚期の始まりから足関節の最大内反位までを「反応相」,足関節の最大内反位から回内外最終位を「立ち直り相」と分類し,「立ち直り相」における右下肢関節可動域,右下肢関節モーメントおよび床反力の平均値を解析した.その結果,床反力の左右(X)成分において踵骨中央と外側3mmにて有意差が得られ,これは重心線から足関節回転中心までのレバーアームが長くなり,床反力の右方への成分が増加したと考えた. |