カワカミ カツヤ
川上 勝也 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 言語聴覚学専攻 職種 助教 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Correct Information Unit (CIU)による失語症談話検査の開発ー信頼性と妥当性の検討ー |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 言語聴覚研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本言語聴覚士協会 |
巻・号・頁 | 21(1),32-44頁 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
著者・共著者 | 川上勝也,吉畑博代,進藤美津子,道又爾 |
概要 | 失語症のある人の談話の情報伝達量と情報伝達効率を評価する検査としてCorrect Information Unit(以下,CIU)による失語症談話検査試案を開発した.この検査は,失語症のある人の情景画の説明時の談話を,自立語数,CIU数,%CIUで評価するものである.本研究は,その信頼性と妥当性を検証することを目的とする.対象は軽度〜中等度の失語症のある人で,信頼性の検証は8名,妥当性の検証は18名に実施した.その結果,自立語数とCIU数は検者内および検者間信頼性で高い信頼性を認めた.CIU数と%CIUは標準失語症検査補助テストのまんがの説明課題と本試案との成績間に有意な相関を認めた.さらに,CIU数と%CIUは中等度失語群よりも軽度失語群で有意に高値となった.これらの結果から,CIUによる失語症談話検査試案は,信頼性および妥当性ともに高い検査であり,臨床的有用性を持つことが示された. |
外部リンクURL | https://doi.org/10.11477/mf.6001200456 |