ミヤザキ タカアキ
宮﨑 貴朗 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | ユビキタスネットワーク社会のTelemedicineの政策課題 ―近年の医療と健康の概念の変化による政策課題の変化― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 情報社会学会誌 |
巻・号・頁 | 4(1),(印刷中)頁 |
著者・共著者 | 著者:宮崎貴朗 |
概要 | ユビキタスネットワークの時代となった現代においてのTelemedicineの政策課題を、関わりの深い二つの観点であるICTと医療の動向の観点から検討した。ICTの進歩により、ユビキタスネットワークを実用的に利用できる前提となることである。医療における動向においては、急速な高齢化の進行とともに、疾病構造において、生活習慣病が増えており、医療の外観が変化している。そこでは、健康やQOLといったより主観的な目標について、個々人や環境や社会とも協調した医療が求められるようになっている。また、障害についても、現代においては、健常者とも区別したりすることなく、環境や社会との協調、参画が求められているようになっている。こういった動向に沿って、Telemedicineは、新しいパラダイムの医療の概念に対応できるように変化していく必要がある。ユビキタスネットワークの時代となった現代において、Telemedicineは、そのメリットを十分に利活用しつつ、現在のユビキタスネットワーク環境を基盤としていることのメリットを損なうことなく、十分にその特性を活用した上での最大限の発展が望まれる。 |