ミヤザキ タカアキ
宮﨑 貴朗 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | ユビキタスネットワーク時代の医療における個人情報保護についての政策課題 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Professionalism in physiotherapy 2008 |
巻・号・頁 | 2,5~18頁 |
著者・共著者 | 著者:宮崎貴朗 |
概要 | ユビキタスネットワーク社会の医療における個人情報保護についての政策課題の検討を行った。ユビキタスネットワーク時代には、先進的な技術によるユビキタスネットワークの広がりとICTの技術の進歩とともに情報アクセシビリティについての発展が目覚ましい反面、プライバシーと個人情報保護についての政策課題が重要となっている。基本的には、セキュリティの安全な確保をはかること以外に、により達成されるものである。しかし、近年、個人情報保護についての深刻なインシデントは引き続き発生しており、社会における取り組みが期待されるところである。 その社会における取り組みにおいては、ユビキタスネットワーク時代となった現代の社会の変化に対応したICTの現状や進歩に対するものと、医療の変化に対応するという二つの観点が必要である。前者については、情報化推進政策以外に、様々な政策が取り組まれている。一方、後者については、現代における医療は、保健・福祉・介護・健康などの隣接領域と協調し、社会のすべての人々を対象としていくことが要請されている。ユビキタスネットワーク時代の医療におけるICTの利活用において、個人情報法保護に関する政策課題は、全ての人々を対象として、社会の中での協調をはかっていかなければならない。 |