サワダ タツノリ
Tatsunori Sawada
澤田 辰徳 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 都市部の回復期リハビリテーション病棟退院後の患者における公共交通機関の利用による生活範囲への影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本臨床作業療法研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本臨床作業療法学会 |
巻・号・頁 | 3(1),56-61頁 |
著者・共著者 | 小川 真寛, 澤田 辰徳, 林 依子, 真山 洸, 岡崎 あゆみ |
概要 | 本研究は都市部の回復期リハビリテーション病棟退院後の電車,バスの利用が生活範囲に どの程度影響するかを明らかにすることを目的とした.電話による調査を回復期病棟退院後4ヶ月以上経過した患者に 実施した.調査内容は退院後の電車,バス利用の有無とLife-Space Assessment(以下,LSA)であった.分析対象者は 81名だった.退院後に電車,バスを利用した者はそれぞれ58名,51名であった.電車,バスの利用者はLSAが有意に高く, 重回帰分析からLSAは電車の利用ができると28.3点,バスは12.2点高くなると予測されることが明らかとなった.本結 果から,都市部での生活範囲の拡大に電車,バスの公共交通機関の利用が大きく寄与することが示唆された. |