マツムラ セイイチロウ
MATSUMURA SEIICHIRO
松村 誠一郎 所属 デザイン学部 デザイン学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/09 |
形態種別 | 学術講演予稿集(学会、研究会を含む) |
査読 | 査読あり |
標題 | RR(Radio Receiver)ラジオを音源に用いたライブパフォーマンスシステム |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 先端芸術音楽創作学会会報 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 先端芸術音楽創作学会 |
巻・号・頁 | 16(3),32-35頁 |
総ページ数 | 4 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 松村 誠一郎 |
概要 | ”RR(Radio Receiver)”はラジオを楽器用の音源と解釈して,2003年にMax/MSP(以下Max)で作ったライブパフォーマンス用のオリジナルパッチである.これを2024年にPureData(以下Pd)で再構築した.ラジオからの音声出力をオーディオインターフェイス経由でPd に入力し,サンプリングして音色の素材として用いる.パッチ(プログラム)は入力音を演奏者の任意のタイミングで数秒間サンプリング/ループ再生する機能,サンプリングデータを格納する複数のバッファ,サイン波を出力するオシレータが用意されている.サンプリングされた音の再生音とサイン波の出力に対しては,ゲートのON/OFFを32ステップで,再生方法を8段階でコントロールするシーケンスを記録/再生する機能がある.さらにシーケンスでコントロール出力される音声出力は,バッファに再サンプリングする機能もある.演奏者はラジオのチューニングを変更しながら,意図的にラジオのチューニングを合わせたり,不明瞭な音やノイズ音を鳴らしたりしたものをその場でサンプリング,ゲートのシーケンスやミキシングを調整しながらライブパフォーマンスを行う.高周波や低周波の複数のサイン波のシーケンスは周期的なリズムを認識しやすくするために用いている.ノイズを用いた周期性のあるループ音楽となる. |
外部リンクURL | https://jssa.info/ |