マツムラ セイイチロウ
MATSUMURA SEIICHIRO
松村 誠一郎 所属 デザイン学部 デザイン学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/08 |
形態種別 | 学術講演予稿集(学会、研究会を含む) |
標題 | FRA(Fluid Rhythmic Accents):リズムの「訛り」を用いたライブパフォーマンスシステム |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 先端芸術音楽創作学会会報 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 先端芸術音楽創作学会(JSSA) |
巻・号・頁 | 15(2),12-15頁 |
総ページ数 | 4 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 松村誠一郎 |
概要 | 本作品は,「流動的なリズムの訛り」をテーマとした電子音楽を即興演奏によって実現する試みである. ノードベースのサウンド・プログラミング環境であるPureDataを用いて, ハードウェアのドラムマシンとミュージック・トラッカーであるRenoise のBPM を周期的かつ恣意的に「揺らがせる」システムを構築した. 演奏者は,用意したシーケンスを再生しながら, 通常の基準となる「基準」のBPM と「訛り」のあるBPM を行き来し, その揺らぎの度合いをリアルタイムで変化させ, 音色パラメーター, 音色を切り替えることで, 即興演奏を進行させる. 元来, シーケンサーやDAW 等を使った電子音楽のリズムは, 正確なタイミングによる時間的グリッドに基づいている. 本作品では, ドラムマシンとRenoiseのBPM を外部同期から動的に変化させることで, ノートオンのタイミングは前後に揺れ動くが, 小節全体の長さは変わらず, 基準BPM(例えばBPM110) のカウントを維持しながら進行する. 例えば,1 小節の中で速いBPM(例えばBPM240) の後に, 基準のBPM を中心点として対象的に遅いBPM(例えばBPM80) でシーケンスを再生させることによって実現している. |
論文(査読付)ファイル | DOWNLOAD |
外部リンクURL | https://jssa.info/publication#ja |