ミヤザキ タカアキ
宮﨑 貴朗 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1996/07 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 脊髄損傷による入院患者の予後 ―移動能力・ADLへの影響因子の検討― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 第15回関東甲信越ブロック理学療法士学会誌 ,1996 |
著者・共著者 | 著者:宮崎純弥,宮崎貴朗,徳永敬助, 宮原夏子,水口健一,吉村茂和, 飯島万里子 |
概要 | 脊髄損傷による入院患者について、移動能力、ADLを調査し、予後への影響因子について検討した。 調査対象は、1990年6月1日~1995年12月31日までの脊髄損傷による入院患者のうち、理学療法を施行し、他院に至った90名である。男性65名、女性25名、平均年齢42.1(SD17.6)受傷原因は外傷54名、腫瘍11名、血管障害10名、その他15名、発症から入院までの期間は中央値4か月(1~156)であった。 調査は、入院カルテより必要事項を調査した。 合併症は39名に見られ、褥瘡が最も多かった。移動能力とADL(BI)は、入院時から退院までに有意に改善していた。改善が見られなかった6名全員に合併症がみられた。 相関分析では、年齢、損傷高位、麻痺の程度、合併症が移動能力とADLとの関連性がみられた。 担当部分:研究グループのリーダーを担当、研究計画、データ収集、データの分析、本文の作成を行った。 |