シマミネ テツヤ   Tetsuya Shimamine
  島峰 徹也
   所属   医療保健学部 臨床工学科
   職種   専任講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2026
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 パーティクルカウンタを用いたサージカルスモーク飛散量の定量評価に関する基礎検討
執筆形態 共著
掲載誌名 医工学治療
掲載区分国内
出版社・発行元 日本医工学治療学会
巻・号・頁 38(2)
担当区分 筆頭著者,責任著者
著者・共著者 島峰徹也、笠井亮佑、加納敬、上條史記、荻野稔、安藤ゆうき、佐藤広隆、内林諒輔、日向奈惠、山田二三歩
概要 サージカルスモークは電気メス等のエネルギーデバイス使用時に発生するが、多様な有害物質を含むことから医療従事者の健康リスクとなる。本研究は、O-PROパーティクルカウンタを用いてサージカルスモークの飛散量を定量評価するための基礎検討を実施した。本研究ではブタ組織モデルを用い、電気メスの異なる焼灼モードにおけるパーティクル飛散量を測定し、また排煙装置の有効性を検証した。純切開モードよりも凝固モードでのパーティクル飛散量が少なく、特にSoftモードでは最小であった。また排煙装置を使用することで飛散量は劇的に減少し、その効果が確認された。O-PROパーティクルカウンタを用いてのパーティクル飛散量の定量的な評価は可能であり、実臨床でも電気メスの焼灼モードによるパーティクル飛散量の違いや、排煙装置の効果を検証できる可能性を示唆した。