マツイ タケシ
Takeshi Matsui
松井 毅 所属 応用生物学部 応用生物学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/06 |
形態種別 | 学術雑誌,解説・総説 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 陸上脊椎動物の皮膚の適応進化と内在性レトロウイルス |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | ウイルス |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本ウイルス学会 |
巻・号・頁 | 66(1),31-38頁 |
総ページ数 | 8 |
担当範囲 | 66:31-38 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
著者・共著者 | 松井 毅 |
概要 | 哺乳類は,約2 億2千万年前に出現したが,その際に,皮膚特異的遺伝子群がゲノム上に獲得され, 柔らかく保湿された角質層が形成されたと考えられる。このとき、多数の内在性レトロウイルスも,哺乳類の発生時に,ゲノム上に多く取り込まれたと考えられる。中でも,Skin ASpartic Protease (SASPase)/ ASPRV1 は哺乳類特異的に獲得されたレトロウイルス型プロテアーゼであり、アトピー性皮膚炎の疾患素因として知られる哺乳類皮膚特異的蛋白質プロフィラグリンを分解し、角層の保湿に関わる。これは、哺乳類出現時に、レ トロウイルス様配列のDomestication に よ る 外 適 応が皮膚の適応進化の際に起きた一例である。 |
外部リンクURL | http://jsv.umin.jp/journal/v66-1pdf/virus66-1_031-038.pdf |