オオキ マサタカ
大木 正隆 所属 医療保健学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/09 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 訪問看護師の属性が地域連携促進に与える要因分析 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 厚生の指標 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 厚生労働統計協会 |
巻・号・頁 | 69(11),8-16頁 |
総ページ数 | 9 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 大木正隆、浅海くるみ |
概要 | 東京都の訪問看護ステーションに所属する訪問看護師875名に郵送法無記名自記式質問紙調査を実施し、分析対象は711名(有効回答率81.2%)であった。
訪問看護師の属性で医療介護福祉の地域連携尺度の得点差を分析した結果(Mann-WhitneyのU検定)、訪問看護師の年齢(50~70代)、臨床経験年数(18年以上)、訪問看護経験年数(5年以上)、役職(主任+管理者)、夜間・休日オンコール経験(あり)、勤務形態(常勤)、ケアマネジャー資格(あり)の群が医療介護福祉の地域連携尺度の得点が有意に高かった(p<.05)。さらに訪問看護師の属性を説明変数、医療介護福祉の地域連携尺度を目的変数としたロジステック回帰分析を実施した結果、医療介護福祉の地域連携尺度には、訪問看護経験年数(5年以上,OR:2.64,95%CI:1.79~3.90)、役職(主任+管理者, OR:1.68,95%CI:1.06~2.65)が有意に関連した。 訪問看護師の属性の視点から地域連携を促進していく上では、特に訪問看護経験年数、役職に着目することが重要である。 |