ナカヤマ タカシ
中山 孝 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/10 |
形態種別 | 学術講演予稿集(学会、研究会を含む) |
標題 | 痛みについて考える -マニュアルセラピーの立場から- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 徒手的理学療法 |
出版社・発行元 | 有限会社アイペック |
巻・号・頁 | 9(2),57-61頁 |
概要 | 我々が臨床において痛みの理解を試みるとき、その歴史的、文化的あるいは心理社会的側面を考慮に入れなければその全体像を捉えることは難しい。この講座では、まず西洋と日本の「痛み」に対する捉え方、およびその表現方法の相違と多様性について言及した。次にクリニカルリーズニングに基づいた痛みん原因推定に迫り、その行為が理学療法を展開するうえで、いかに重要であるか述べた。しかしその一方で、現状では十分な確証ある根拠に基づいた実践がなされているとは言い難く、症例を提示して治療の難しさの要因を考察した。マニュアルセラピーを実践する理学療法士には患者の痛みに対する全人的理解が求められ、期待される治療への貢献に応えていくたゆまぬ努力が必要である。 |
ISSN | 1346-9223 |