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カミジョウ フミノリ
Kamijo Fuminori
上條 史記 所属 医療保健学部 臨床工学科 職種 専任講師 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2024/06 |
| 形態種別 | 学術論文 |
| 査読 | 査読あり |
| 標題 | 運動学的解析結果に基づいた手洗い教育法の提案 |
| 執筆形態 | 共著 |
| 掲載誌名 | 医療機器学 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 一般社団法人医療機器学会 |
| 担当区分 | 筆頭著者 |
| 著者・共著者 | 上條史記, 武田朴,日向奈惠, 松下宗一郎, 京相雅樹. |
| 概要 | 患者を危険にさらす院内感染は、主に医療従事者の手を介して感染する。東京工科大学では、48人の学生がWHOの手洗いガイドラインに沿った実習を受けた。その結果、アデノシン三リン酸(ATP)検査に合格したのはわずか33手であった。そこで、手洗い指導を最適化するために、手洗い行動と洗浄結果を比較した。まず、41人の被験者について、手洗い中の手首の加速度と手洗い前後の手のATP値を測定した。手洗い前のATP値は約6,000~180,000RLUであり、手洗い行動が「満足」か「不満足」かの判断は困難であった。ATP除去率と手の動きを分析した結果、日常的なATP濃度管理が最も重要であり、次いで横方向の手の動き、手洗い時に手を水平に保つことが重要であることが明らかになり、この結果は今後の手洗い指導に生かされる。 |