ミヤザキ タカアキ
宮﨑 貴朗 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1994/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 回復遅延型ギラン・バレー症候群に対するPTプログラム -慢性期に運動能力の改善をみた一症例- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | リハビリテーション研究紀要 ,1994 |
巻・号・頁 | (5),77~79頁 |
著者・共著者 | 著者:山崎哲司,宮崎貴朗,秋田裕,稲坂 恵 |
概要 | 横浜市リハビリテーションセンターにて、慢性期の回復遅延型ギランバレー症候群の理学療法を担当し、復職までの7か月間に運動能力が改善した症例について、その理学療法の内容を報告した。23歳の男性、14歳に発症し、20歳で再発、理学療法開始時は、両ロフストランド杖、両SLBにて歩行可能が、実用性が低く、1991年10月に理学療法を開始した。運動の協調性、速度が低下し、立位バランス、全身持久性が低下していた。トレッドミル、アイソカイネティックトレーニング、立位・歩行バランス訓練、動的なバランス強化のためのバトミントンなどを施行した。7カ月後の理学療法終了時、歩行の実用性が向上し、杖なしでの歩行、走行、通勤経路の移動が自立した。240deg/secのみ改善。動作の実用性、スピードの向上がみられた。ダイナミックな訓練の有効性が示唆された。慢性期においても、神経筋協調性などが向上し、実用性が向上することが示唆された。 分担部分:症例の理学療法を担当し、評価、理学療法プログラムを作成した。報告原稿における、校閲、評価データの分析、文献、資料の収集を行った。 |