ナカヤマ タカシ
中山 孝 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/11 |
形態種別 | その他 |
標題 | ヒトの呼吸はなぜゆらぐ? |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Professionalism of Physical Therapy |
巻・号・頁 | 2 |
概要 | 筆頭著者として論文全体を担当した。 ヒトの呼吸がゆらいでいることを事実として捉え、ゆらいだ理由を進化学的視点から考察した。まず、太古の原始的生物が持つシンプルな感覚・神経系の構造と情報伝達様式を紹介した。次に魚類の鰓呼吸から陸棲動物である両生類、爬虫類さらに鳥類、哺乳類にいたる呼吸様式の変化を述べ、ヒトに至る過程までに平滑筋で行う植物性呼吸様式から横紋筋である横隔膜や腹壁への変換に及んだことを示した。さらに情報伝達系の複雑化と分化の多様性に言及し、生体情報論の講義資料の一部とした。 |