タナカ コウヘイ
Tanaka Kohei
田仲 浩平 所属 医療保健学部 臨床工学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1991/07 |
形態種別 | 学術講演予稿集(学会、研究会を含む) |
標題 | ディスポーザブル圧トランスデューサーにおける気泡混入の影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 福岡佐賀医材滅菌研究会会誌. |
出版社・発行元 | 福岡差が医材滅菌研究会 |
巻・号・頁 | Vol.15,61-69頁 |
著者・共著者 | 田仲浩平,村上基博,中村征矢 |
概要 | ディスポーザブルトランスデューサ(DT)は,リューザブルトランスデューサ(RT)に比べ軽量で操作性が良いため,数多く臨床で使用されている.しかし,市販されているDTの中には周波数性能が低下しているものもあるため,各種DTの実際の周波数特性を比較検討した.対象はバクスター社ユニフロー,ビゴ・スペクトラメッド社DTX-PLUS,アボット社トランスパック,コーブ社CDX-3,PVB社DPT-3003S,グラフィックコントロール社BPM-1551,テルモ社プレザクト2と代表的なRTとしてビゴスペクトラメッドP-23XLの計8種類,各々5個を抽出した.フアンクションジェネレータで1HZー50HZまでの正弦波を血圧シュミレーターに入力,圧力波として取り出し72インチチューブを装着した各種DT,RTに加えた.これをポリグラフで測定記録し各種DTの共振周波数と減衰係数を調べた.臨床では不十分な除泡によって性能が低下している可能性があるため,充分に気泡を取り除いたA方法と,臨床でのセットアップ方法Bについて周波数特性の変化を比較した.プレザクト2,CDX-3,ユニフローは特性も優れ,有意な低下は無かった.しかし,他の5製品はB方法で共振周波数及び減衰係数でも有意差があった.特にトランスパックは40%,DPT-3003Sは22%以上のの低下率を示し,他のものより大幅であるためトランスデューサーやフラッシュデバイスの構造や構成の問題が示唆された. 本人担当:データ収集,資料収集,論文作成. |