トモリ コウノスケ
  友利 幸之介
   所属   医療保健学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 不動がラットヒラメ筋におけるタイプⅠ・ⅢコラーゲンmRNAの発現量におよぼす影響
執筆形態 共著
掲載誌名 日本作業療法研究学会雑誌
掲載区分国内
巻・号・頁 12,11-15頁
著者・共著者 友利幸之介,小砂哲太郎,古関友美,中野治郎,沖田実
概要 Wistar系雄性ラットを対照群と両側足関節を最大底屈位で4週もしくは6週間ギプス固定する不動群に分け,ヒラメ筋を組織学的・分子生物学的検索に供した.足関節背屈角度は対照群に比べ不動群は4,6週とも有意に低値で,拘縮の発生を認めた.また不動群は4,6週とも筋周膜や筋内膜でコラーゲンの増生を認め,タイプⅠコラーゲンmRNAの発現量も対照群のそれより有意に高値を示した.しかし,タイプⅢコラーゲンmRNAの発現量は不動群と対照群で有意差を認めなかった.今回認められたコラーゲンの増生は線維化の徴候と思われ,これはタイプⅠコラーゲンの増加に由来していると推察される.
担当部分:全般(corresponding author)