タケシマ ユリコ
竹島 由里子 所属 メディア学部 メディア学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2003/07 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 位相解析に基づくボリュームビジュアリゼーションの高度化 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 画像電子学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 画像電子学会 |
巻・号・頁 | 32(4),418-427頁 |
著者・共著者 | 徳永百重, 竹島由里子, 高橋成雄, 藤代一成 |
概要 | ボリュームビジュアリゼーションは,三次元ボリュームデータの複雑な内部構造を可視化する技術であり,アプローチの違いから大きく二つの方法に分類できる.ボリュームデータを間接的に表示するインダイレクトボリュームレンダリングと,ボリュームデータ全体を半透明表示するダイレクトボリュームレンダリングである.どちらの方法もボリュームデータの内部構造を効果的に可視化できるが,わかりやすい可視化結果を得るために,強調する特徴領域を特定することは非常に困難である. そこで本稿では,ボリュームビジュアリゼーションの二つの方法に対して,三次元ボリュームデータがもつ位相構造に基づいて,適切な可視化パラメタ値を半自動的に設定する方法をそれぞれ提案する.また,同一フィールド値で包含関係にあるような複雑な等値面の埋め込みをもつボリュームデータを可視化する新しい手法を提案する.更に,提案手法に基づいたレンダリングを可能にするボリュームビューアを開発する.そして実データに適用することによって,提案手法の有効性を示す. |