ヒナタ ナエ
日向 奈惠 所属 医療保健学部 臨床工学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/11 |
形態種別 | 学術講演予稿集(学会、研究会を含む) |
標題 | DNAヒストグラムを応用したがん診断法の研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本コンピュータ外科学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本コンピュータ外科学会 |
巻・号・頁 | 18(4),363-363頁 |
著者・共著者 | 吉崎輝, 三上敦也, 伊藤奈々, 日向奈惠, 田仲浩平, 篠原一彦, 梅田勝, 神田浩明, 武田朴, 山口俊晴, 石川雄一 |
概要 | 我々はがん術中迅速診断法の開発を目指し、がん研究会有明病院において2011年9月-2013年3月にかけて採取した大腸がん46症例のがん組織と正常組織のDNAヒストグラムから特徴を抽出し比較した。ROC曲線を用いた時、最も感度の高い特徴がS領域の細胞数比であり感度98%、特異度82%が得られた。継続して2013年11月-2014年11月にかけて採取した大腸がん70症例についてROC曲線を適用した結果は感度77%、特異度82%であったのでアルゴリズムの改良を行った。先行研究においては領域法とFFT法を用いたが、本報告においては領域法における感度の低下を改善するアルゴリズムの検討を行った。結果S領域に加えDebris,G2/M,OverG2/Mの領域における細胞数比を用いて予めスクリーニングを行い、SVMを適用すると感度80%以上、特異度90%以上が得られた。引用文献(FFT法と領域法を組み合わせたDNA ploidy解析によるがん診断法の研究, 生体医工学 vol.52 No.3,PP136-144) |