オオヤマ マサヒコ
大山 昌彦 所属 学環 教養学環 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1996/12 |
形態種別 | その他 |
標題 | 「ヤオヤの逆襲─音 とテクノロジーの『対 話』」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 第13回日本ポピュラー音楽学会北陸地区例会(於:富山大学) |
概要 | リズム・マシンであるTR-808(通称:ヤオヤ)はその操作性の良さ、低価格、アナログ・シンセサイザー独特の音色から1980年代のラップのパフォーマンスの中心となったばかりでなく、ラップが音楽ジャンルの一つとして一般的に認知されるようになった時期のレコード製作でも大きな役割を果たした。それは、そのジャンルの音楽の音色レベルの「正統性」を決定づけたことでもあった。TR-808は「正統」な音色のメディアであるばかりでなく、それが実在する神話の主体であるが故に楽器のフェティシズムを絶えず再生産していることを指摘。 |