シマミネ テツヤ
Tetsuya Shimamine
島峰 徹也 所属 医療保健学部 臨床工学科 職種 専任講師 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/02 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 鉗子把持位置検出のための前処理法の有用性 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 医療機器学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本医療機器学会 |
巻・号・頁 | 93(1),42-49頁 |
著者・共著者 | 上條史記、武田朴、伊藤奈々、加納敬、安藤ゆうき、田中裕香子、島峰徹也、笠井亮佑、荻野稔、日向奈惠、田仲浩平、篠原一彦 |
概要 | 先行研究において拡張現実を用いたHands Freeマニュアルを災害時の透析緊急離脱に使用し、その結果、紙マニュアルよりも離脱精度が高く有用であることが示唆された。しかし、教育用として考えたとき, また熟練した医療従事者のスピードアップのため任意のページに移動できるジャンプ機能が必要となる。これを解決するには、自動点検機能が必要である。自動点検機能の実現には深層学習を用いた画像認識が有効と考え、先行研究で誤りが多かった工程の正誤の操作画像を撮影し評価を行ったが、精度は37%であった。精度向上には、教師画像を増やすほかに、判定対象の情報量を減らした教師画像を使用することが考えられた。本研究は, 自動点検機能実現に向けて, 少ない教師画像から正しい判定結果を得る方法である適切な前処理の開発を目的として行った.その結果, 教師・評価・テスト画像に適切な前処理を行うことで、精度100%にすることが可能であることがわかった。 |