トモリ コウノスケ
友利 幸之介 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 末梢神経圧挫後の脱神経筋に対する経皮的電気刺激が筋萎縮と神経再生におよぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 作業療法 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 25巻(3号) |
著者・共著者 | 友利幸之介,小林隆司,沖田 実,中野治郎,吉村俊朗 |
概要 | 本研究では,脱神経筋に対する電気刺激の影響を筋萎縮と神経再生の両側面から検討した.ウィスター系雄性ラットを対照群と実験群に分け,実験群は坐骨神経を圧挫損傷させ,下腿三頭筋に電気刺激を実施する群(刺激群)と実施しない群(非刺激群)に分けた.刺激条件は周波数10Hz,電流4mAとし,2,4週目にヒラメ筋と坐骨神経を採取した.結果,筋線維直径は2,4週目とも刺激群が非刺激群より有意に高値を示した.有髄線維密度と軸索直径は,4週目になると両指標とも刺激群が非刺激群より有意に高値を示した.よって,脱神経筋に対する電気刺激は筋線維萎縮の進行抑制効果に加え,再支配期の神経再生を促進する効果があることが示唆された 担当部分:研究全般(corresponding author) |