セキ ヒロコ
関 洋子 所属 応用生物学部 応用生物学科 職種 専任講師 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2022/05 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Effect of Honey on the Maintenance of Taste Components in the Chub Mackerel Scomber Japonicus (Houttuyn,1782) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Journal of Food and Nutritional Health |
掲載区分 | 国外 |
出版社・発行元 | Scholars Literature |
巻・号・頁 | 3(1),pp.1-5 |
著者・共著者 | Hiroko Seki, Misaki Kikuchi |
概要 | 本研究では、ハチミツ(主成分はグルコースとフルクトース)、および特徴的な成分(ヒドロキシメチルフルフラール[HMF]とメラノイジン)が、マサバのイノシン酸分解酵素(IMPase)活性に及ぼす影響を調べた。その結果、IMPase活性はハチミツ濃度の増加とともに低下し、フルクトースで比較的高い阻害効果が確認された。HMFはIMPase活性をわずかに阻害したが、HMF濃度の増加にともない活性の変化は見られなかった。一方、IMPase活性はメラノイジン濃度の増加とともに低下した。これらの結果から、ハチミツにはマサバのIMPase活性を阻害する作用があり、IMPase活性を阻害する主成分はフルクトースとメラノイジンであることが示された。したがって、ハチミツはマサバを加工に有効である。 |