ウラノ マサヨ
  浦野 雅世
   所属   医療保健学部 リハビリテーション学科 言語聴覚学専攻
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2025/03
形態種別 著書
標題 高次脳機能障害
執筆形態 共著
掲載区分国内
出版社・発行元 建帛社
総ページ数 258
担当区分 責任著者
著者・共著者 浦野雅世, 外山稔
原著者 全体構成・企画、校閲
概要 言語聴覚士を目指す学生に向けて構成・編集した入門書であるが,臨床経験の浅い言語聴覚士にとっても有用となる最新の知見,研究成果や症例を豊富な図表ととも提示している。第1章「高次脳機能障害」では,障害の定義,障害の主要症状と背景症状,障害の診断基準,障害に対する行政的支援対策について解説した。第2章「脳の構造と機能,疾患」では,神経系を中心に脳の基本構造やその機能について述べたうえで,高次脳機能障害の画像診断,高次脳機能障害の原因疾患,高次脳機能(種々の認知機能等)と脳の構造との関係を研究する神経心理学について概説した。
第3章は「高次脳機能障害の症状とリハビリテーション」と題し,注意と注意障害,記憶障害,失認,視空間障害,動作・行為の障害,前頭葉機能障害,脳梁離断症候群,認知症,および脳外傷による高次脳機能障害の概念,症状,評価と,対象者のQOL向上のためのリハビリテーションについて示した。また,近年特に注目されている,注意・記憶・組織化・情報処理・問題解決・遂行機能などの認知機能障害によって生じるコミュニケーション障害についても概説した。