ミヤザキ タカアキ
宮﨑 貴朗 所属 医療保健学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1994/09 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 脳卒中片麻痺患者の体力の検討 -呼吸・循環系の反応と筋持久力、臨床能力の対応― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 臨床研究報告集 平成6年度 東京都リハビリテーション病院編集 |
巻・号・頁 | 31~40頁 |
概要 | (5)脳卒中片麻痺患者におけるAnerobic Thresholdの歩行能力への関与についての検討 脳卒中片麻痺患者の全身持久性の低下にATがどの程度関与しているのかを検討した。 男性脳卒中片麻痺患者41例、平均年齢53(30~69)歳を対象とした。コントロールとして健常者30名にも同様の検査を行った。 検査項目は、年齢、体重、下肢ブルンストロームステージ、AT、最大歩行速度MaxV、PCI、非麻痺側膝伸展ピークトルクである。 MaxVを従属変数による数量化Ⅰ類による分析を行った。患者群では、ステージ、ピークトルク、年齢、ATの純で偏相関係数が高く、この4項目の予測式の拾相関係数は0.67であった。対照群では、ATの寄与する割合は低かった。 最大歩行速度を改善させるためには、筋力増強運動に全身持久力運動を併用させるのが有用と考えられた。今後は、さらに歩行指標の開発やバランス能力も検討していきたい。 担当部分:実験1~5まで全てを実施した。この中で、歩行能力、筋力、筋持久力について主担当として実験した。実験(2)(3)については、主担当として実験計画の作成、データ分析、本文の作成を行った。 |