ウラノ マサヨ
  浦野 雅世
   所属   医療保健学部 リハビリテーション学科 言語聴覚学専攻
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2002/04
形態種別 その他
招待論文 招待あり
標題 急性期失語症臨床のおもしろさ
執筆形態 単著
掲載区分国内
出版社・発行元 聴能言語学研究
巻・号・頁 19,139-143頁
担当区分 筆頭著者
著者・共著者 浦野雅世、吉野眞理子
概要 本稿では脳卒中後の急性期における失語症リハビリテーションの意義と魅力について概観した。発症24時間以内の症例は症状や全身状態の変化が激しく、迅速かつ柔軟な対応が求められる。こうした時期に最初に患者と関わる存在となる言語聴覚士が、患者本人と家族の混乱や不安に寄り添い、心理的支援を行うことの重要性を強調した。また、早期介入を通じて、また、失語症の症状を正確に分析し、予後を予測したうえで、障害メカニズムや有効な訓練方法について仮説を立て、それを実際の臨床で検証していく姿勢も求められることを述べた。