オオヤマ マサヒコ
大山 昌彦 所属 学環 教養学環 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1997/01 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 「競合する音楽─ラ ップの成立に関する 一考察」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 金沢大学大学院教育学研究科 (修士論文) |
出版社・発行元 | 金沢大学大学 |
概要 | メディア社会と言われる現在の音楽の成立プロセスとその社会的意味を考察。1970年代半ばに生まれたラップという音楽を囲む社会状況を振り返り、当時の若者ギャングの暴力抗争の代替的行為という性格を明示し、それ故音楽が競合という性質を持つことを指摘。グローバルなレベルで普及したレコード等のマスメディアとテクノロジーを使用するこの音楽のパフォーマンスは「ポスト・モダン」的な状況における音楽実践という性格を持つ反面、音楽分析の結果から、音楽実践の為のリソースの活用とパフォーマンスのモードは、土着的な「プレモダン・モダン」的実践という性格を持つことを示唆。 |