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            アンドウ キミヒコ
           安藤 公彦 所属 先進教育支援センター 教員 職種 専任講師  | 
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| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2017/12 | 
| 形態種別 | 学術論文 | 
| 査読 | 査読あり | 
| 標題 | 深層学習技術を用いた自動コーディングによる協調学習のプロセスの分析 | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | コンピュータ&エデュケーション | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社・発行元 | CIEC | 
| 巻・号・頁 | 43,79-84頁 | 
| 総ページ数 | 6 | 
| 著者・共著者 | 安藤公彦, 柴田千尋, 稲葉竹俊 | 
| 概要 | コンピュータ支援協調学習(CSCL)研究において、協調プロセスがうまく進行していないグループを識別する指標を抽出し,適切な足場掛けを行う指針を得ることは、きわめて重要な課題といえる。協調プロセスの分析のため、会話データへのコーディングと統計的分析が研究方法としてしばしば採用されるが、本研究では、深層学習技術による高精度のコーディングの自動化の手法を開発し、その精度と有効性を評価する。特に本論文では、実際の講義でCSCLを用いてグループ学習を実施し、そのチャットデータを16個のラベルに分けるコーディングを行い、提出された課題の評価との関係性を分析した。結果、「報告」ラベルが少ないグループには何らかの足場がけが必要であることや、「同意」や「提案」の発言をしたメンバーがグループ内で偏っている場合も課題の評価が低い傾向にあることが分かった。このように、コーディング結果と学習結果には何らかの相関があり、より適切なコーディングスキームを構築することで、より適切な分析が可能になると考えらえる。 |