タカギ シゲユキ
高木 茂行 所属 工学部 電気電子工学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/11 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | GaN HEMT素子の熱・電気練成シミュレーション |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 電子情報通信学会論文誌 |
巻・号・頁 | C |
概要 | 高移動度トランジスタ(GaN HEMT)の熱・電気連成シミュレーションを構築し、高周波D級アンプの動的解析を行った。熱シミュレーションには、3次元有限要素モデルから抽出した近似誤差3%以下のFoster型熱透過回路を用いた。回路シミュレーションには、SPICEのCurticeモデルを用い、GaN HEMTのVDS-IDS特性に合うよう、モデルの回路素子パラメータをフィッティングした。GaN HEMTの素子部をスイッチとオン抵抗を用いて表現し、ドレイン効率は300MHzで46.9%、3GHzで38.6%となった。熱依存性を考慮しないモデルで評価した値に比べ、それぞれ1.5%と1.1%低くなり、高周波動作領域で、熱・電気連成シミュレーションによる回路解析が有効であることが示された。 |