オギノ ミノル
荻野 稔 所属 医療保健学部 臨床工学科 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | エレクトレットを用いたダブルルーメンカテーテル開発に向けた基礎研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 医工学治療 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 医工学治療学会 |
巻・号・頁 | 29(2) |
著者・共著者 | 荻野稔、苗村潔、横山憲二 |
原著者 | MINORU OGINO |
概要 | ダブルルーメンカテーテル内外面血栓は菌の付着による感染や体外循環不良の原因となる場合がある。その対策としてヘパリンやウロキナーゼ(UK)をコーティングした抗血栓性カテーテルが一般的であるが十分とはいえない。その代用として期待できるエレクトレットチューブを用いてその抗凝血効果と有用性の検討を行った。摩擦帯電法でPTFE
(ポリテトラフルオロエチレン)チューブ内壁を陰性荷電化したエレクトレットと、UKコーティングしたものとコントロールとで 抗凝血度を比較し併せて電荷減衰度測定も行った。摩擦帯電により作成したエレクトレットにおいて抗凝血傾向が見られた。表面解析において大きな元素変性はなく電荷の影響による抗凝血効果と思われた。摩擦帯電PTFEエレクトレットはダブルルーメンカテーテルにおいて有用性は高い。 担当範囲:全てを担当 |